StartupListとの関わり
バーチャルカラオケ配信アプリ「topia」を運営する株式会社アンビリアルの代表・前原様。
2019年のシリーズAラウンドでStartupListを利用し、見事D4Vとの契約を達成しました。
その後も事業拡大を続け、2022年の春にはシリーズBラウンドで約5.5億円の資金調達に成功。
融資を含む累計額約10億円の調達を成し遂げた前原様に、今回は資金調達と事業拡大のジャーニーについてお話を聞きました!
プロフィール
- StartupListのここが良かった!
- StartupList経由でD4Vと繋がり、シリーズAの資金調達を達成。
- メッセージをやり取りした10名中8名の方と面談実施し、投資家との人脈を広げるきっかけに。
- 実績のあるファンドだったり、SU界隈で有名な方、メディアに出ていたりするようなファンドがたくさん掲載されていた。
当時は、シリーズAのファイナンスで、人件費とアプリ開発のために資金集めをしていました。具体的には、3Dのアバター作成や、アバターのクオリティーアップ、量産、ライブ配信サービスの作成、ユーザー拡大に合わせてのインフラを整えるための資金集めをしていました。
StartupList登録前は、エンジェル投資家とのコネクションを通して資金調達をしたり、VCに直接連絡、ピッチイベントの参加、また紹介を通してVCに会っていました。そして、StartupListが運営しているピッチイベントを通して、このサービスを知り、もっと投資家に出会う機会を増やしたいという思いで登録をすることにしました。
登録した当時は、投資家と繋がれるツールが少なかったので、投資家のリストと詳細がまとめられていて、メッセージを送信するだけで繋がる可能性があるという点で価値を感じていました。利用させていただいたのが2019年の後半から2020年の春だったのですが、当時は掲載されている方の情報を片っ端から見ていました。
実際に私がメッセージでやり取りした方は、実績のあるファンドだったり、スタートアップ界隈で有名なところ、メディアに出ているような方が多かったです。
さらに以前はVCのコーポレートサイトに直接連絡をしていたのですが、その時よりかはStartupListで連絡する方が返信がくるという印象でした。メッセージのやり取りをした10社中、8割の方とは面談を設置し、直接お話をすることができました。また、中にはVCの方から興味を持っていただき、面談に繋がったということもありました。 今振り返ってみると、当時は投資に至らなかった方に、別のラウンドでお声がけをすることができたので、VCとの人脈を広げるきっかけにもなりました。
そして最終的にシリーズAのラウンドでは、StartupList経由でD4Vさんとマッチングし、資金調達に至りました。
シリーズAの資金調達を達成」
- D4Vのパートナーの方とマッチング
- 自分からメッセージを送信
- D4Vの投資検討の方に繋いでいただく
- はじめはオンラインで事業説明を実施
- その後、シリーズAでの資金の使い方や今後の展望についてプレゼン
- 最後に決済プレゼン
合計で4回ほどお会いし、資金調達に至りました。
まず1点目として、D4V(Design for Ventures)さんは、IDEOという外資のデザインコンサル会社と一緒にできたファンドなので、デザイン領域の支援にも力を入れているということでした。我々のサービスでも、そういった面での支援をしていただけるのではないかと思いました。
2点目として、サービスやコミュニティをしっかり評価をした上で、投資をするという親身なスタンスがとても素敵だなと思いました。コミュニケーションをとる中で、担当の方も、パートナーの方もサービスの中身をよく見て、理解されようと色々動いていただけました。トピアのサービスについてや、運営についてユーザーにインタビューをしたいということで、両者を繋いだこともありました。ユーザーインタビューまでしていただいたVCさんは、他のラウンドでもD4Vさんだけでした。
投資ラウンドや投資領域などがマッチしているかを、まずは確認しています。そしてその後は、今回のラウンドだけでなく、その次のラウンドでも投資していただけるかを重要視しています。次のラウンドで新規の投資家を巻き込まないと、ファイナンスできないのはしんどいと思っていたので、資金調達をする中でその観点は大切にするようになりました。
実際にD4Vさんも2021年にブリッジのラウンドで追加で出してもらえ、シリーズBの前のタイミングを乗り切ることができました。
昨年の資金調達後には、組織を大きく作り直し、セキュリティも強化しました。そして今は、①組織の強化と拡大と②広告に力を入れていています。最近は良い方向に成長に芽が出ていると思います。
今後は、場所を問わず人と人を繋ぎ「歌で稼ぐ手段」を確立していきたいと思っています。 今までは、一部のトップ層でないと歌でお金を稼いだり、活躍するのが難しい時代だったと思います。けれど、トピアがあることでオリジナル曲がない人でも、全国にいるファンと繋がることができるようになったと思います。今後はトピアを通して副業レベルで稼ぐという方をさらに増やせていきたいです。
また弊社は「3Dアバターでカラオケ配信ができるサービス」を運営していますが、自分たちはクリエイターエコノミーの中にいると認識しています。将来的には、ライブ演出も多様化する仕組みを用意し、作曲家、イラストレイター、動画クリエイターなどいろんな種類のクリエイターも巻き込んでいきたいです。そして、彼らが作成するコンテンツにファンが課金することで収益化できるプラットフォームにしていきたいと考えております。
編集後記
StartupListのプラットフォーム利用だけでなく、ピッチイベントにもご参加いただいた前原様。弊社のサービスを利用し、資金調達を達成できたとのご報告、大変嬉しく思います。
StartupListはシードラウンドなど初期の資金調達を全力でサポートいたします。ご利用時だけでなく、サービス利用後もその人脈で資金調達をスムーズに実施できることを願っております。今後も株式会社アンビリアルの事業成長から目が離せません!
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