【完全保存版】インキュベーションとは?意味や目的、内容を徹底解説!

【完全保存版】インキュベーションとは?意味や目的、内容を徹底解説!

2024.03.18

インキュベーションとは、設立間もないスタートアップの成長を加速させるためのヒト、モノ、カネ、情報に関する支援を意味し、インキュベーターと呼ばれる組織や団体によって運営されます。スタートアップに必要な知識やノウハウだけでなく、人脈の提供や、情報の提供まで非常に多くの支援を受けられるという特徴があります。

 

本記事では、インキュベーションの意味や目的、具体的な支援内容、インキュベーションを受ける方法についても詳しく解説していきます!

 



インキュベーションとは?

 

「インキュベーション」とは、英語で“(卵などが)ふ化する”という意味です。これになぞらえて起業家の育成や、新しいビジネスを支援する施設を「(ビジネス)インキュベーション」と呼びます。

 

ビジネスの場面では「卵を温める」という意味から派生して、設立前の企業や設立間もない企業を育て支援(インキュベーション)するという意味になりました。

 

インキュベーションを行なっているのは誰か

 

インキュベーションを提供する団体・組織は、「インキュベーター」と呼ばれていて、日本では次のような団体がインキュベーターとなっています。

 

  • ベンチャーキャピタル(HAKOBUNE、インキュベイトファンドなど)
  • 地方自治体・NPO法人(NPO法人カタリバ、京都市、千葉市など)
  • 大学・研究期間(東大IPC、慶應スタートアップなど)

 

このようなインキュベーターがインキュベーションプログラムと呼ばれるイベントを随時開催しており、インキュベーションを行う起業家を常に募集しています。

 

実際にベンチャーキャピタル(VC)であるHAKOBUNEと挑戦者支援のスタートアップのプロトスター、三井不動産は共同でSwing-byというインキュベーションプログラムを実施しており、月2回の定例会やビジネスモデルのブラッシュアップだけでなく三井不動産の所有コワーキングスペースの無償貸出なども行なっています。

 

Swing-byの詳細については以下のURLからご覧下さい!

https://swing-by-program.com/

 

  • インキュベーションの必要性

  •  
  • 創業前後の起業家は資本だけでなく人材やオフィスなど全てが足りていない状態であり、さらに無駄な固定費をできる限り削減して経営を行なっていく必要があります。
  •  

インキュベーターは有望で世の中に大きなインパクトを与えられる可能性のあるスタートアップを支援するため無償で様々な支援をしてくれるため、このようなチャンスを逃す手はないでしょう。

 

一方で、メンバーが全員リモートで仕事をしている、ビジネスアイデアも固まっている、などのスタートアップはインキュベーションにあまり価値を感じないかもしれません。そのようなスタートアップにはさらに上にフェーズに上がるための資金調達の必要があるでしょう。

 

インキュベーションでは投資先を探しているエンジェル投資家やVC、CVCを紹介してくれますが、その数は限られますし、その中で自社と相性のいいVCに出会う確率は限りなく低いです。

そこでおすすめなのが、資金調達がより簡単になるツールとして投資家と起業家のマッチングサイトです。

 

代表的なのは国内最大級の起業家・投資家情報検索マッチングサービスであるStartupListです。

月額税込16000円で国内の2800名以上のエンジェル投資家、VC、CVCとマッチングし放題のためとてもおすすめのサービスとなっております。

 

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インキュベーションの支援内容

インキュベーターの役割はハード面、ソフト面にわたってスタートアップや起業家を支援することですが、具体的には次の支援を行います。

 

  • 人的支援
  • 物的支援
  • 金銭的支援
  • 情報の支援

 

インキュベーターから具体的にどのような支援を受けることができるのか、詳しく解説していきます。

  •  

インキュベーションの人的支援

 

インキュベーションの支援内容として1つ目に挙げられるのが人的支援です。

 

インキュベーターは支援を行うスタートアップなどに対して「インキュベーションマネージャー」という起業支援の専門家を派遣します。

 

「インキュベーションマネージャー」は起業に必要な領域について高い専門性を有しているので、支援を受ける起業家やスタートアップは「インキュベーションマネージャー」の専門的な知識や人脈を生かして起業することができます。

 

HAKOBUNEとプロトスターの主催するインキュベーションプログラム、Swing-byではHAKOBNUNEの創業者で、弊社プロトスターの創業者でもある栗島との定例mtgだけでなくVCやエンジェル投資家との人脈をピッチイベントへの招待などで提供しています。

 

インキュベーションの物的支援

 

物的支援とはオフィスや工場などのハード面の支援です。

 

インキュベーターはスタートアップが成長するために必要な施設を月額3万円〜5万円程度の非常に安価で貸し出したり、格安物件を斡旋するなどして、スタートアップが成長するために必要な建物や設備の支援を行います。

 

Swing-byは三井不動産と協業し、中央区で起業をしたチームにはTHE E.A.S.T.のコワーキングスペースの無償提供を行なうなど、起業しやすい環境が整っています。また、三井不動産グループ会社のキーマンのご紹介なども対応します。

 

インキュベーションの金銭的支援

 

金銭的支援とは、スタートアップや起業家が事業を興すための必要な資金調達をサポートすることです。

 

融資や出資を受けるためには、事業計画書の策定が必要ですが、インキュベーターは金融機関やベンチャーキャピタルが納得できるような、精緻な事業計画書の策定をサポートしてくれたり、資金調達全般の支援を受けることが可能です。

 

Swing-byはVCが主体となって開催しているプログラムなので参加するだけで資金調達の可能性は跳ね上がります。

 

インキュベーションの情報支援

 

インキュベーションには起業家やスタートアップが事業を展開していくために必要な情報の提供も含まれます。

 

技術的な情報や知的財産に関する情報、また同業他社の情報や顧客の情報など、企業経営の中で必要になるさまざまな情報を提供してもらうことができます。

同じようにインキュベーターから支援を受ける起業家の集まりにも招待してもらうこともあり、起業家同士で情報交換できる土壌の提供も受けられます。

 

例えばSwing-byでは屈指のキャピタリストたちが経営や人材育成、採用などあらゆるアドバイスを無償で行なっています。

 

 

まとめ

インキュベーションは起業家やスタートアップにとって受けられればかなり時間とお金を節約できる素晴らしい仕組みです。

 

自社だけでは獲得できない人脈やノウハウや情報を手に入れることができるので、「少しでも早く成功したい」と考える起業家やスタートアップの方は、ベンチャーキャピタルなどが主催するセミナーなどにまずは参加してみることをおすすめします!

 

場所や人材ではなくとにかく資金調達したい!という起業家やスタートアップの方はぜひ投資家と起業家のマッチングサービスの1週間無料サービスをご利用ください!

 

 

 

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画像出典元:pixabay

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