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DNX Venturesの投資条件・投資先・ファンド一覧

DNX Venturesの投資条件・投資先・ファンド一覧

VC投資家紹介
2026.08.07

DNX Venturesは、B2B領域に特化した独立系ベンチャーキャピタル。2011年からシリコンバレーと東京の2拠点で、日米のB2Bスタートアップに投資する。累計241社に投資し、34社がエグジット。運用資産は約990億円、累計運用額は約1,230億円(公式サイト公表)。シリーズAでリード投資家となり、全投資先の社外取締役指名権を保有する方針を掲げる。このページでは、DNX Venturesの投資条件・ファンド構成・チーム・投資先と、起業家からのアプローチ方法を掲載する。



基本情報

正式名称 DNX Ventures
(日本法人: ディー・エヌ・エックス・
ベンチャーズ株式会社)
種別 独立系VC
(B2B特化)
設立 2011年に投資開始
(シリコンバレーと東京の2拠点)
前身はDFJ JAIC Ventures
代表者 倉林 陽
Managing Partner & Head of Japan
(2020年12月より現職)
所在地 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
(米国拠点はカリフォルニア州
サンマテオ)
運用資産 約990億円
(累計運用額は約1,230億円・
メインファンド4本を含む計11本)
沿革 前身はDFJ JAIC Ventures
2013年にマネージングディレクター陣が
持分を譲り受けて独立し、
Draper Nexus Venturesに社名変更
2019年2月、3号ファンドの組成に
合わせて「DNX Ventures」へ名称変更
公式サイト URL:https://www.dnx.vc/

投資条件サマリ

投資ステージ シード / アーリー / シリーズA
(シリーズA以降のアーリーが中心。
シードは専用ファンドで70件以上実施)
1社あたり投資金額 1,000万円〜5,000万円
(シードファンドの1社あたり金額)
メインファンドの金額は非公表。
3号ファンド(2020年)時点では
平均100万〜500万米ドル
投資領域 IT・SaaS / フィンテック /
ディープテック
(クラウド・SaaS、
サイバーセキュリティ、
クライメートテック、
リテールテックなどB2B領域)
リード投資 する
(主にシリーズAでリード投資家となり、
上場までの追加投資もリードとして
行う方針を公表している)
意思決定期間 非公表
(公表されていない)
投資スタイル ハンズオン
(全投資先の社外取締役指名権を保有し、
取締役会の設置後は社外取締役として
参画する)
累計投資社数 241社
(うち34社がエグジット・
公式サイト公表)
投資対象地域 3号ファンドまでは日米両方
4号以降は日本ファンドが日本
(一部アジア)、
USファンドが米国と分離

支援体制

取り組み 内容
SPROUND 2020年9月に日鉄興和不動産と共同で
品川インターシティA棟に開設した、
シード期B2Bスタートアップ向けの
インキュベーションオフィス
約400坪で、累計35社320名以上が利用
(2024年3月時点)
DNX Studio 2024年11月にローンチした
B2B SaaS特化型のベンチャースタジオ
米Alloy Partnersと協業し、
EIR(客員起業家)1名につき
DNX投資チーム3名が伴走する
3〜6ヶ月の集中プログラムで
アイデア探索から法人設立までを支援し、
修了時に最大5,000万円の
シード投資を検討する
事業会社
ネットワーク
80社以上の国内事業会社ネットワークを
活用し、投資先との引き合わせを支援する
寄付講座 2023年4月、同志社大学に
全学共通教養教育科目
「アントレプレナーシップ論」を開講

運用ファンド一覧

ファンド 時期・規模 特記
1号 2011年4月
運用開始
約50億円規模
シリコンバレーと東京の
2拠点で投資を開始
2号 2015年6月
一次クローズ
2016年11月
最終クローズ
一次組成 約125億円
→最終1億7,500万米ドル
「Draper Nexus Technology
Partners 2号投資事業
有限責任組合」が中小機構の
中小企業成長支援ファンドに
採択された
3号 2019年2月
一次組成
2020年9月
最終クローズ
3億1,500万米ドル
出資者に京セラコミュニ
ケーションシステム、JCB、
東京海上ホールディングス、
日立製作所、みずほ銀行など
日米両方が投資対象
4号日本ファンド
3号日本
アネックスファンド
2022年10月
一次組成
2024年3月クローズ
合計約365億円
(シードファンド含め
約395億円)
4号以降は日本
(一部アジア)に
投資対象を限定
4号日本
アネックスファンド
2025年8月
組成完了
24.7億円
既存メインファンド投資先
への追加投資専用
カケハシのシリーズD
(約140億円調達)へ投資
4号USファンド 2025年10月
組成完了
1億4,300万米ドル
(約217億円)
アズビル、京セラコミュニ
ケーションシステム、
クラレ、栗田工業、コマツ、
東芝テック、
日本政策投資銀行、
日立ソリューションズ、
ポーラ・オルビス
ホールディングスなど
日本の事業会社が中心に出資

キャピタリスト・チーム

日本の投資チームは、倉林氏を含むキャピタリスト8名。ほかにファイナンス3名、投資先支援6名、アシスタント1名が在籍すると公表している。主なパートナーは次のとおり。

氏名 役職 経歴・特記
倉林 陽 Managing
Partner &
Head of Japan
富士通・三井物産でIT分野の
ベンチャー投資と事業開発に従事
Globespan Capital Partners
日本代表、Salesforce Ventures
日本代表を経て2015年3月に参画
2020年12月より現職
北村 充崇 Founder /
Managing
Partner / COO
共同創業者
米国拠点
前田 浩伸 Managing
Partner
サイバーセキュリティ、
リテールテック、モバイル、
アドテクノロジー領域を担当
Q Motiwala Founding
Partner
米国拠点
船津 修 投資チーム グローバル企業での財務、
PEファンド、投資支援を経て参画
ペンシルベニア大学
ウォートン校MBA

主な投資先

日本の主な投資先は次のとおり。

企業名 事業 調達状況・特記
アンドパッド 建設DX
カケハシ 薬局DX 2025年のシリーズD
(約140億円調達)に
4号日本アネックス
ファンドが投資
コミューン コミュニティ
サクセスSaaS
シリーズCで
DNXがリード投資
FLUX AI・
マーケティングSaaS
シリーズA(総額10億円)で
DNXがリード投資
テックタッチ デジタル
アダプション
プラットフォーム
ナレッジワーク セールス
イネーブルメント
シリーズAで共同リード
その後も追加投資

米国ではCylance(サイバーセキュリティ。2018年11月にBlackBerryが買収を発表し、2019年2月に完了)、Nauto、ICEYEなどに投資している。

主な出来事

時期 出来事
2025-10 4号USファンドを1億4,300万米ドルで組成完了
日本政策投資銀行と戦略的パートナーシップを開始
2025-08 4号日本アネックスファンドを24.7億円で組成完了
2024-11 B2B SaaS特化型ベンチャースタジオ
「DNX Studio」をローンチ
2024-03 4号日本ファンド・3号日本アネックスファンドを
約365億円でクローズ
2023-04 同志社大学で寄付講座
「アントレプレナーシップ論」を開講
2022-10 4号日本ファンド・3号日本アネックスファンドを
一次組成(4号以降は日本に投資対象を限定)
2020-09 3号ファンドを3億1,500万米ドルで最終クローズ
日鉄興和不動産と共同でSPROUNDを開設
2019-02 「DNX Ventures」へ名称変更
2013 DFJ JAIC Venturesから独立し、
Draper Nexus Venturesに社名変更
2011 シリコンバレーと東京で投資を開始

DNX Venturesの特徴

DNX Venturesのポイント
B2B領域に特化し、シリコンバレーと東京の2拠点で投資する
主にシリーズAでリード投資家として出資し、上場までの追加投資もリードとして行う方針を公表している
全投資先の社外取締役指名権を保有し、取締役会の設置後は社外取締役として参画するハンズオン型
シード専用ファンドを持ち、1社あたり1,000万円〜5,000万円で70件以上のシード投資を実施している
4号ファンド以降は日本ファンドが日本(一部アジア)、USファンドが米国と、対象地域を分離している
既存投資先への追加投資専用のアネックスファンドを組成し、成長段階でも継続して支援する体制を持つ
日鉄興和不動産と共同でシード期B2B向けインキュベーションオフィス「SPROUND」を運営する
80社以上の国内事業会社ネットワークを持ち、投資先との引き合わせを支援する

よくある質問

Q1. DNX Venturesはどんなベンチャーキャピタルですか?

A. B2B領域に特化した独立系ベンチャーキャピタル。2011年からシリコンバレーと東京に拠点を持ち、運用資産は約990億円、累計運用額は約1,230億円(公式サイト公表)。

Q2. DNX Venturesの投資金額はいくらですか?

A. シードファンドは1社あたり1,000万円〜5,000万円と公表している。メインファンドの目安は非公表(3号ファンド時点では平均100万〜500万米ドル)。個別の打診時に確認することになる。

Q3. DNX Venturesはどのステージ・どんな企業が対象ですか?

A. シリーズA以降のアーリーが中心で、専用ファンドでシードにも投資する。投資領域はクラウド・SaaS、サイバーセキュリティ、ディープテック、フィンテック、リテールテックなどのB2B領域。

Q4. DNX Venturesの投資先にはどんな会社がありますか?

A. 累計241社に投資し、34社がエグジットしている(公式サイト公表)。日本ではアンドパッド、カケハシ、コミューン、FLUX、テックタッチ、ナレッジワークなど。米国ではCylance、Nauto、ICEYEなど。

Q5. DNX Venturesにアプローチするにはどうすればいいですか?

A. 公式サイトの問い合わせフォーム、ベンチャースタジオ「DNX Studio」への応募、インキュベーションオフィス「SPROUND」への入居が主な接点になる。StartupListでは、同じB2B・シード〜シリーズA領域に投資する投資家を検索し、そのままオファーを送ることができる。

Q6. DNX Venturesはリード投資をしますか?

A. する。主にシリーズAでリード投資家として出資し、上場までの追加投資もリードとして行う方針を公表している。

Q7. DNX Venturesの意思決定までの期間はどのくらいですか?

A. 公表されていない。個別の打診時に確認することになる。

Q8. DNX Venturesは投資後にどこまで関与しますか?

A. 全投資先の社外取締役指名権を保有し、取締役会の設置後は社外取締役として参画する。80社以上の国内事業会社ネットワークを活用した引き合わせや、インキュベーションオフィス「SPROUND」による支援もある。

B2Bスタートアップに投資する3,000名以上の投資家に、StartupListから直接アプローチ

StartupListには1万社以上のスタートアップと3,000名以上の投資家が登録。投資ステージ・領域・過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、無料でオファーを送信できる。

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情報源: DNX Ventures公式サイト・公式発表・各出資企業リリース・報道

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