グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)は、1996年にベンチャーキャピタル事業を開始した独立系ベンチャーキャピタル。「First to Last」を掲げ、シードからレイターまで一貫して投資する。累計7ファンドで1,800億円を運用し、230社超へ投資、IPO38社・M&A30社を実現(2026年7月時点)。キャピタリストが社外取締役として関与するハンズオン型で、バリューアップ専門チーム「GCP X」を持つ。このページでは、GCPの投資条件・ファンド構成・チーム・投資先と、起業家からのアプローチ方法を掲載する。
基本情報
| 正式名称 | 株式会社グロービス・キャピタル・ パートナーズ (Globis Capital Partners、略称GCP) |
|---|---|
| 種別 | 独立系VC |
| 設立 | 1996年にVC事業を開始 (現法人の設立は2006年7月) 2026年7月にVC事業開始から30周年 |
| 代表者 | 代表パートナー 堀 義人、今野 穣、高宮 慎一の3名 |
| 所在地 | 東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル9階 (海外拠点は米国サンフランシスコ・ 2023年4月開設) |
| 沿革 | 1996年に株式会社グロービスの一部門と してVC事業を開始 →1999年に英Apaxグループとの合弁 「エイパックス・グロービス・ パートナーズ」を設立 →2006年に合弁を解消して独立し、現社名に |
| グループとの 関係 |
教育事業を運営する株式会社グロービスの グループ傘下でVC部門を担う 堀義人氏が株式会社グロービス代表・ グロービス経営大学院学長を兼務 |
| 公式サイト | URL:https://www.globiscapital.co.jp/ |
教育事業を運営する株式会社グロービス(グロービス経営大学院)とは別法人。
投資条件サマリ
| 投資ステージ | シード / アーリー / シリーズA / シリーズB以降 (「First to Last」を掲げ、シードから レイターまで一貫して投資する。 MBOを含むレイターまで各ステージに バランスよく配分する方針) |
|---|---|
| 1社あたり投資金額 |
最大100億円 (7号ファンドでの1社あたり累計。 6号ファンド時点では最大50億円) |
| 投資領域 | オールジャンル / AI (「日本発で世界一を狙える領域」= エンタメ、コミュニティ、Web3等と、 「国内巨大市場の寡占化を狙える領域」= 自動車・金融・建設・不動産・医療などの 2軸。8号ファンドではAI・グローバル 領域を重点に) |
| リード投資 |
する (リードVCとして出資し、 キャピタリストが社外取締役として 経営に関与する) |
| 意思決定期間 | 非公表 (公表されていない) |
| 投資スタイル |
ハンズオン (キャピタリストが社外取締役として 経営に関与し、バリューアップ専門チーム 「GCP X」と両輪で、ソーシングから EXITまで一貫して支援する) |
| 累計投資社数 |
230社超 (2026年7月時点。 IPO38社・M&A30社を実現) |
| 運用総額 | 累計7ファンドで1,800億円 (2026年7月時点) |
支援体制
| 取り組み | 内容 |
|---|---|
| GCP X | 2020年に組成したバリューアップ専門チーム 組織構築支援やCXOレイヤーの採用支援を 中心に経営・組織戦略を支援し、 社外取締役を務めるキャピタリストと 両輪で投資先を支援する |
| G-STARTUP | 株式会社グロービスが主催する アクセラレーションプログラム (2019年開始) GCP、グロービス経営大学院、 一般社団法人G1が協力する 講義・メンタリング、ファイナンス支援、 インキュベーションオフィス 「G-SQUARE」の提供などを行う (2023年10月に「G-STA SQUARE」として 開設し、2025年10月に刷新・改称) |
| Letter from GCP | 2025年1月に刊行を開始したニュースレター |
| GCP House | 公式Podcast |
運用ファンド一覧
| ファンド | 時期・規模 | 特記 |
|---|---|---|
| 1号 | 1996年設立 5億4,000万円 |
株式会社グロービスの 一部門として VC事業を開始 |
| 2号 | 1999年設立 200億円 |
英Apaxグループとの 合弁体制で運用 |
| 3号 | 2006年設立 180億円 |
合弁を解消して 独立した年に組成 |
| 4号 | 2013年1月設立 最終115億円 (一次募集約80億円) |
— |
| 5号 | 2016年1月設立 160億円 (一次募集約140億円) |
存続期間10年 三井住友信託銀行など 大手機関投資家が出資 |
| 6号 | 2019年3月組成 4月に一次募集 完了を発表 (約360億円) 7月に最終400億円で 募集完了 |
1社あたり最大50億円 |
| 7号 「グロービス7号 ファンド投資事業 有限責任組合」 |
2022年4月設立 2023年4月に募集締切 727億円 (一次募集は 500億円規模) |
存続期間10年 1社あたり累計で 最大100億円の 投資が可能に |
| 8号 | 2026年7月時点で 組成予定 700億円超(予定) |
AI・グローバル領域を 重点領域として公表 (組成完了の発表は まだない) |
| 追加投資専用 ファンド |
2020年4月設立 40億円 |
成長企業への フォローオン投資に特化 |
キャピタリスト・チーム
| 氏名 | 役職 | 経歴・特記 |
|---|---|---|
| 堀 義人 | 代表パートナー (創業者) |
京都大学工学部卒、 ハーバード大学経営大学院MBA 株式会社グロービス代表、 グロービス経営大学院学長を 兼務 |
| 今野 穣 | 代表パートナー | 2006年7月入社 2012年7月パートナー、 2013年1月パートナー兼COOを 経て2019年1月に 代表パートナー就任 |
| 高宮 慎一 | 代表パートナー 兼CSO |
2019年1月に 代表パートナー就任 |
| 仮屋薗 聡一 | 共同創業 パートナー |
グロービス経営大学院で 「ベンチャー戦略 プランニング」を担当 |
| 福島 智史 | パートナー | 2022年7月より ジェネラルパートナー |
| 湯浅 エムレ 秀和 | パートナー | 2022年7月より ジェネラルパートナー |
主な投資先
| 企業名 | 事業 | 調達状況・特記 |
|---|---|---|
| メルカリ | フリマアプリ | 2014年3月に初期投資 日本初の評価額10億ドル超の ユニコーンとなった |
| ビジョナル | HR Tech (ビズリーチ) |
— |
| ヤプリ | アプリ開発 プラットフォーム |
— |
| グリー | ソーシャルゲーム | — |
| オイシックス | 食品EC | — |
| メドレー | 医療 プラットフォーム |
— |
| スマートニュース | ニュースアプリ | — |
そのほかの主な投資先: ワークスアプリケーションズ、ランサーズなど累計230社超。IPO38社・M&A30社の実績を持つ(2026年7月時点)。
主な出来事
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2026-07 | VC事業開始から30周年 累計7ファンド1,800億円・IPO38社・ M&A30社・投資230社超を公表し、 8号ファンド(700億円超)の 組成予定を発表 |
| 2025-10 | インキュベーションオフィスを 「G-SQUARE」へ刷新 |
| 2025-03 | G-STARTUP 9th Batchの募集を開始 |
| 2024-12 | ニュースレター「Letter from GCP」の 刊行を発表 |
| 2024-02 | キャサリン・ポーター氏を エグゼクティブアドバイザーに起用 |
| 2023-04 | 7号ファンドを727億円で募集締切 米サンフランシスコに新拠点を開設 |
| 2022-04 | 7号ファンドを設立 |
| 2020-04 | 追加投資専用ファンド(40億円)を設立 |
| 2019-07 | 6号ファンドを最終400億円で募集完了 |
| 2006 | 合弁を解消して独立し、現社名に |
| 1996 | 株式会社グロービスの一部門として VC事業を開始 |
GCPの特徴
- GCPのポイント
- 1996年にVC事業を開始した日本の独立系VCの草分けで、2026年7月に30周年を迎えた
- 累計7ファンドで1,800億円を運用し、IPO38社・M&A30社の実績を持つ(2026年7月時点)
- 「First to Last」を掲げ、シードからレイターまで一貫して投資する
- ハンズオン型を掲げ、キャピタリストが社外取締役として経営に関与する
- バリューアップ専門チーム「GCP X」を持ち、組織構築やCXOレイヤーの採用を支援する
- 7号ファンドでは1社あたり累計で最大100億円の投資が可能
- 2023年4月に米サンフランシスコへ拠点を開設し、投資先のグローバル展開を支援する
- メルカリには2014年3月に初期投資し、同社は日本初の評価額10億ドル超のユニコーンとなった
よくある質問
Q1. グロービス・キャピタル・パートナーズはどんなベンチャーキャピタルですか?
A. 1996年にVC事業を開始した独立系ベンチャーキャピタル。累計7ファンドで1,800億円を運用し、230社超に投資してIPO38社・M&A30社を実現している(2026年7月時点)。
Q2. GCPの投資金額はいくらですか?
A. 7号ファンドでは1社あたり累計で最大100億円の投資が可能(6号ファンド時点では最大50億円)。
Q3. GCPはどのステージ・どんな企業が対象ですか?
A. 「First to Last」を掲げ、シードからレイター(MBOを含む)まで幅広く、各ステージにバランスよく配分する方針。投資領域は「日本発で世界一を狙える領域」と「国内巨大市場の寡占化を狙える領域」の2軸で、8号ファンドではAI・グローバル領域を重点に置く。
Q4. GCPの投資先にはどんな会社がありますか?
A. メルカリ、ビジョナル、ヤプリ、グリー、オイシックス、メドレー、スマートニュースなど累計230社超。IPO38社・M&A30社の実績がある。
Q5. GCPにアプローチするにはどうすればいいですか?
A. 公式サイトの問い合わせのほか、StartupListから直接オファーを送ることができる。StartupListでは投資ステージや過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、そのままコンタクトできる。
Q6. GCPはリード投資をしますか?
A. する。リードVCとして出資し、キャピタリストが社外取締役として経営に関与する方針を掲げている。
Q7. GCPの意思決定までの期間はどのくらいですか?
A. 公表されていない。StartupList経由で直接確認できる。
Q8. GCPは投資後にどこまで関与しますか?
A. キャピタリストが社外取締役として経営に関与し、バリューアップ専門チーム「GCP X」が組織構築やCXOレイヤーの採用を支援する。ソーシングからEXITまで一貫して関わる体制を掲げている。
GCPを含む3,000名以上の投資家に、StartupListから直接アプローチ
StartupListには1万社以上のスタートアップと3,000名以上の投資家が登録。投資ステージ・領域・過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、無料でオファーを送信できる。
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情報源: グロービス・キャピタル・パートナーズ公式サイト・公式発表・報道



