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SMBCベンチャーキャピタル(SMBC Venture Capital)の投資条件・投資先・ファンド一覧

SMBCベンチャーキャピタル(SMBC Venture Capital)の投資条件・投資先・ファンド一覧

VC投資家紹介
2026.08.17

SMBCベンチャーキャピタルは、三井住友フィナンシャルグループに属する金融系ベンチャーキャピタル。2010年7月の会社分割により現在の体制で発足し、それ以降の累計投資は1,100件超・800億円超に達する。業種・ステージを限定せず、シードからレイターまで投資し、2024年4月にはスタートアップ向けインパクト投資を開始した。このページでは、SMBCベンチャーキャピタルの投資条件・ファンド・投資先と、起業家からのアプローチ方法を掲載する。



基本情報

正式名称 SMBCベンチャーキャピタル株式会社
(SMBC Venture Capital Co., Ltd.)
種別 金融系VC(銀行系)
三井住友フィナンシャルグループ
設立 登記上の設立は2005年9月
現在の「SMBCベンチャーキャピタル」
としては2010年7月の会社分割により発足
代表者 神林 直樹
(代表取締役社長・
2026年6月23日就任)
所在地 東京都中央区八重洲1-3-4
三井住友銀行呉服橋ビル
大阪支社:大阪府大阪市中央区今橋4-4-7
京阪神淀屋橋ビル
資本金 5億円
役職員数 90名(2025年4月1日時点)
法人番号 7010001095593
公式サイト URL:https://www.smbc-vc.co.jp/

名称の似た別法人

SMBCベンチャーキャピタルは、以下の法人とは別法人であり、実績も別に管理されている。

法人 関係
株式会社SMBC Edge
(旧・SMBCベンチャー
キャピタル・
マネジメント株式会社。
2025年9月に商号変更)
SMBCグループ内の別法人
後述の「SMBC-GBグロース1号」
「ジャパン・ブーストアップ1号」
「SMBC Edgeファンド」は
いずれもこの法人が無限責任組合員
(GP)を務めるファンドであり、
SMBCベンチャーキャピタルの
ファンドではない
株式会社SMBC
キャピタル・パートナーズ
SMBCグループ内の別法人
2020年2月設立・
三井住友銀行100%出資の投資子会社
企業再生・事業承継のほか
ベンチャー支援・地域活性化を
投資テーマとする
三井住友海上キャピタル
(MSIVC)
SMBCグループではない
三井住友海上火災保険の100%子会社で、
MS&ADインシュアランスグループの
ベンチャーキャピタル
資本関係のない完全な別会社
三井住友トラスト・
インベストメント
SMBCグループではない
三井住友信託銀行を中核とする
三井住友トラスト・グループの会社

投資条件サマリ

投資ステージ シード / アーリー / シリーズA /
シリーズB以降
(シードからレイターまで幅広く投資し、
ステージを限定しないと公表)
1社あたり投資金額 非公表
(公式サイトにレンジの記載はない。
ラウンド規模に応じた個別協議)
投資領域 オールジャンル
(IT、ライフサイエンス、サービス、
製造業など。業種を限定しないと公表)
2024年4月からインパクト投資も実施
リード投資 する
(方針そのものの公表はないが、
Lecto〈2024年11月のシリーズA〉で
リード引受先、HAKKI AFRICA
〈2025年2月のシリーズC 1stクローズ〉で
グローバル・ブレインとの共同リードを
務めた実績がある)
意思決定期間 非公表
(公式サイト・公式発表とも
検討期間の表明はない)
投資スタイル ハンズオン
(投資先の経営支援に積極的に取り組み、
一体となって企業価値向上を推進すると公表。
SMBCのネットワークを活かし、
大企業・人材・専門家との
橋渡しを行うとしている)
累計投資社数 非公表
(社数は公表されていない。
公表されているのは投資件数1,100件超・
投資額800億円超
〈2010年7月以降〉)
IPO実績 2010年度以降の投資先のうち
137社が新規上場
「これまで支援した企業のうち400社以上」が
新規上場したとしている
バリュエーション
レンジ
非公表
(公表されていない)

支援体制

取り組み 内容
グループ連携 三井住友銀行、SMBC日興証券など
SMBCグループ各社と連携した経営支援
監査法人・証券会社・他の投資家との
ネットワークを活用する
IPO支援 2010年度以降の投資先から
137社が新規上場している
インパクト投資 2024年4月開始
ソーシャルインパクトの創出・測定に
関する取り組みを投資先と進める
地域連携 浜松市の認定ベンチャーキャピタルに
採択されている
(令和元年度採択、令和7年度も継続)

三井住友銀行と日本総研が設立した事業コンソーシアム「Incubation & Innovation Initiative(III)」およびピッチコンテスト「未来」には、SMBCベンチャーキャピタルも参加している。ただしこれらの主催は三井住友銀行・日本総研であり、SMBCベンチャーキャピタルが単独で運営するプログラムではない。

運用ファンド一覧

ファンド 組成時期 特記
SMBCベンチャー
キャピタル7号
投資事業
有限責任組合
2022年5月1日
運用開始
無限責任組合員は
SMBCベンチャーキャピタル
ファンド規模は非公表
SMBCベンチャー
キャピタル
産学連携3号
投資事業
有限責任組合
2022年6月20日
設立
無限責任組合員は
SMBCベンチャーキャピタル
有限責任組合員は三井住友銀行
ファンド規模は非公表
テックアクセル1号
投資事業
有限責任組合
2016年3月設立
(2016年2月24日
発表)
リコー、オムロン、
SMBCベンチャーキャピタルが
共同で設立した
オープンイノベーション型
ベンチャーファンド
運営(GP)は3社が共同設立した
合同会社テックアクセル
ベンチャーズ
産業革新機構(INCJ)と
三井住友銀行がLPとして出資
設立時50億円
(最終70億円規模を予定)
イノベーティブ・
ベンチャー投資事業
有限責任組合
2012年4月25日
設立
NECキャピタルソリューションと
共同で運営
規模は35億円で、
中小企業基盤整備機構等が
LPとして参加

SMBCベンチャーキャピタルは各ファンドの規模を公表していない。運用総額(AUM)についても公表情報は確認できない。

SMBCベンチャーキャピタルのファンドではないもの

以下はいずれも株式会社SMBC Edge(旧・SMBCベンチャーキャピタル・マネジメント)がGPを務めるファンドで、SMBCベンチャーキャピタルのファンドではない。

ファンド 規模・時期 GP・運営
SMBC-GBグロース
1号投資事業
有限責任組合
300億円
2023年7月12日設立
運用期間7年
グローバル・ブレインと
SMBCベンチャーキャピタル・
マネジメント
ジャパン・
ブーストアップ1号
投資事業
有限責任組合
(セカンダリー
ファンド)
2025年2月26日設立
当初50億円
最終100〜150億円を
目標
運用期間10年
Bee Alternatives Japanと
SMBCベンチャーキャピタル・
マネジメント
SMBC Edgeファンド 150億円
2025年10月組成
株式会社SMBC Edge
(自己資金)

キャピタリスト・チーム

氏名 役職 経歴
神林 直樹 代表取締役社長 1990年に神戸大学法学部を卒業し
住友銀行へ入行
2022年に三井住友
フィナンシャルグループ執行役員
2026年6月23日に
SMBCベンチャーキャピタル
代表取締役社長へ就任
中野 哲治 投資営業第一部長 2008年に三井住友銀行へ入行し
8年半法人営業に従事
2016年10月より
SMBCベンチャーキャピタル
投資スコープは
プレシリーズA〜シリーズAの産業DX
Forbes JAPAN「2024年版 日本で最も
影響力のあるベンチャー投資家
ランキング」に掲載された
森田 諒 三井住友銀行で法人営業・
ベンチャー支援を担当し、
2015年にSMBCベンチャーキャピタルへ
出向
デューデリジェンス担当として
50件以上の投資実行に関与し、
2018年より新規案件の発掘を担当
主な担当投資先はラクサス・
テクノロジーズ、チカク、レンティオ

最新のメンバー構成は公式サイトを参照。

主な投資先

投資先 事業 調達状況・特記
Lecto 債権管理・回収DX 2024年11月発表のシリーズAで、
SMBCベンチャーキャピタルが
リード引受先として
第三者割当増資を引き受けた
りそなキャピタル、三菱UFJ
イノベーション・パートナーズ、
みずほキャピタルが
新規引受先として参加
累計調達額は13億円超
HAKKI AFRICA アフリカでの
タクシードライバー向け
マイクロファイナンス
2025年2月3日発表の
シリーズC 1stクローズ
(総額19.7億円)で、
グローバル・ブレインとともに
共同リード投資家を務めた
SMBCベンチャーキャピタルとして
初のインパクト投資であり、
国内メガバンクグループのVCとして
初の案件とされる
ソーシャルインパクトの創出・測定に
関する覚書も締結
Green Carbon カーボンクレジットの
創出・販売
2024年11月、
SMBCベンチャーキャピタルと
三菱UFJキャピタルから調達
ユーフォリア スポーツテック 2025年、SMBCベンチャー
キャピタルのインパクト投資により
調達
エナーバンク 再生可能エネルギー・
脱炭素
2025年11月26日発表の
シリーズB(累計8.2億円)に、
インパクト投資枠で参加
ラクサス・
テクノロジーズ
チカク
レンティオ
ブランドバッグの
シェアリング
写真・動画共有
カメラ等のレンタル
公式サイトのメンバーページで
担当投資先として挙げられている

リード投資家を務めたことが公表資料で確認できるのはLecto(単独リード)とHAKKI AFRICA(グローバル・ブレインと共同リード)の2件。Green Carbon、ユーフォリア、エナーバンクについては引受先・参加としての記載にとどまる。なお、株式会社SMBC Edgeが2025年10月以降に実行した投資は、SMBCベンチャーキャピタルの投資実績ではない。

主な出来事

時期 出来事
2026-06 神林直樹氏が代表取締役社長に就任
(6月23日)。佐伯友史氏は退任
2025-11 投資先のエナーバンクがシリーズBで
累計8.2億円を調達(11月26日)
2025-02 HAKKI AFRICAのシリーズC 1stクローズで
共同リード投資家を務め、
自社初のインパクト投資を実行(2月3日)
2024-11 LectoのシリーズAでリード引受先を務めた
(11月25日発表)
2024-04 スタートアップ向けインパクト投資を開始
2023-06 佐伯友史氏が代表取締役社長に就任
(6月27日。人事の発表は3月27日)
2022-06 産学連携3号投資事業有限責任組合を設立
(6月20日)
2022-05 7号投資事業有限責任組合の運用を開始
(5月1日)
2010-07 会社分割により現在の体制で発足(7月1日)

沿革

時期 出来事
1982年 日本インベストメント・ファイナンス
株式会社(NIF)設立
(大和証券系。後のエヌ・アイ・エフ
ベンチャーズ)
1992年 さくらキャピタル株式会社設立
(さくら銀行系)
1995年 住銀インベストメント株式会社設立
(住友銀行系)
2000年4月 日本インベストメント・ファイナンスと
大和ファイナンスが合併し、
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社
となる
2001年4月 さくらキャピタルが住銀インベストメントを
合併し、SMBCキャピタル株式会社へ
商号変更
2005年8月10日 エヌ・アイ・エフ ベンチャーズに対する
公開買付け(TOB)が発表される
2005年10月1日 エヌ・アイ・エフ ベンチャーズが
SMBCキャピタルを吸収合併し、
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
株式会社へ商号変更
2008年10月1日 大和SMBCキャピタル株式会社へ商号変更
2010年5月19日 大和証券グループ本社・三井住友
フィナンシャルグループ・三井住友銀行の
3社が合弁解消契約を締結
2010年7月1日 会社分割を実施
大和SMBCキャピタルの完全子会社
「NSキャピタル株式会社(NSCAP)」が
事業を承継し、同社株式が三井住友
フィナンシャルグループ側へ譲渡された
うえでSMBCベンチャーキャピタル
株式会社へ商号変更
大和SMBCキャピタル(存続法人)は
大和企業投資株式会社へ商号変更

2010年7月の会社分割では大和企業投資が存続法人であり、SMBCベンチャーキャピタルは完全子会社のNSキャピタルが事業を承継したうえで商号変更したものにあたる。資産・負債・契約・従事者は、大和証券グループ本社と三井住友フィナンシャルグループの大和SMBCキャピタルに対する出資比率60対40に応じて両社へ配分された。

SMBCベンチャーキャピタルの特徴

SMBCベンチャーキャピタルのポイント
三井住友フィナンシャルグループに属する金融系ベンチャーキャピタルで、2010年7月以降の累計投資は1,100件超・800億円超
投資先からは2010年度以降で137社が新規上場しており、これまで支援した企業のうち400社以上が新規上場したとしている
業種・ステージを限定せず、シードからレイターまで投資する
リード投資の実績があり、LectoのシリーズA(2024年11月)ではリード引受先を、HAKKI AFRICAのシリーズC 1stクローズ(2025年2月)ではグローバル・ブレインとの共同リード投資家を務めた
2024年4月にスタートアップ向けインパクト投資を開始し、2025年2月のHAKKI AFRICAへの投資が自社初の案件となった
三井住友銀行・SMBC日興証券などグループ各社と連携した経営支援を提供する
現在は基幹ファンドの7号(2022年5月運用開始)と産学連携3号(2022年6月設立)を運用しているが、いずれもファンド規模は公表していない
1992年設立のさくらキャピタルを源流に、SMBCキャピタル、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ、大和SMBCキャピタルを経て、2010年7月の会社分割で現在の体制となった

よくある質問

Q1. SMBCベンチャーキャピタルはどんなベンチャーキャピタルですか?

A. 三井住友フィナンシャルグループに属する金融系ベンチャーキャピタル。2010年7月の会社分割で現在の体制となり、それ以降の累計投資は1,100件超・800億円超。業種・ステージを限定せず投資し、2010年度以降の投資先から137社が新規上場している。代表取締役社長は神林直樹氏(2026年6月就任)。

Q2. SMBCベンチャーキャピタルの投資金額はいくらですか?

A. 1社あたりの投資金額レンジは公表されていない。ラウンド規模に応じた個別協議となる。StartupList経由で直接確認できる。

Q3. SMBCベンチャーキャピタルはどのステージ・どんな企業が対象ですか?

A. シードからレイターまで幅広く投資する。投資領域はIT、ライフサイエンス、サービス、製造業などで、業種・ステージを限定していない。2024年4月からはインパクト投資も行っている。

Q4. SMBCベンチャーキャピタルの投資先にはどんな会社がありますか?

A. Lecto(債権管理・回収DX)、HAKKI AFRICA(アフリカのマイクロファイナンス)、Green Carbon(カーボンクレジット)、ユーフォリア(スポーツテック)、エナーバンク(再エネ・脱炭素)、ラクサス・テクノロジーズ、チカク、レンティオなど。

Q5. SMBCベンチャーキャピタルにアプローチするにはどうすればいいですか?

A. 公式サイト(smbc-vc.co.jp)からの問い合わせのほか、StartupListから直接オファーを送ることができる。StartupListでは投資ステージや過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、そのままコンタクトできる。

Q6. SMBCベンチャーキャピタルはリード投資をしますか?

A. リード投資の実績がある。2024年11月発表のLectoのシリーズAではリード引受先を務め、2025年2月発表のHAKKI AFRICAのシリーズC 1stクローズではグローバル・ブレインとともに共同リード投資家を務めた。ただしリード投資の方針そのものは公表されていない。

Q7. SMBCベンチャーキャピタルの意思決定までの期間はどのくらいですか?

A. 公表されていない。StartupList経由で直接確認できる。

Q8. SMBCベンチャーキャピタルは三井住友海上キャピタルと同じ会社ですか?

A. 別会社である。SMBCベンチャーキャピタルは三井住友フィナンシャルグループ(三井住友銀行系)、三井住友海上キャピタル(MSIVC)は三井住友海上火災保険の100%子会社でMS&ADインシュアランスグループに属しており、両社に資本関係はない。同様に三井住友トラスト・インベストメントも三井住友トラスト・グループ(三井住友信託銀行系)の会社で、SMBCグループではない。また、グループ内の株式会社SMBC Edge(旧SMBCベンチャーキャピタル・マネジメント)や株式会社SMBCキャピタル・パートナーズとも別法人である。

SMBCベンチャーキャピタルを含む3,700名以上の投資家に、StartupListから直接アプローチ

StartupListには8,500社以上のスタートアップと3,700名以上の投資家が登録。投資ステージ・領域・過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、無料でオファーを送信できる。

URL:新規登録(無料)

情報源: SMBCベンチャーキャピタル公式サイト・SMBCグループ公式発表・大和証券グループ公式発表・報道・登記情報

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