JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの特徴・評判・投資先実績を独自取材

JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの特徴・評判・投資先実績を独自取材

産業及び社会課題の解決と日本の国際競争力の強化に寄与するべく活動するJIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの特徴・投資先実績・投資判断のフローを解説します。

 

 投資テーマや投資スタイル、組織体制などを独自取材しました!

(作成:StartupList編集部 最終更新:2022/6/23)








JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの概要

設立

2020年7月

ファンド規模

VGF1号 1,200億円

ファンド本数

1本

ファンドの特徴

①産業変革及び社会課題解決に寄与する領域を対象とするファンド

②産業政策に基づくベンチャー・グロース領域への十分なリスクマネー供給が可能

③官民の広範なネットワーク及び触媒機能を活かした案件創出、業界連携等のバリューアップ活動を実施

④新産業育成の実現と収益の両立による産業・社会インパクトの達成可否が投資判断

⑤既存産業の枠組みを超えたオープンイノベーションを促進することで、我が国のイノベーションエコシステムの発展に寄与

投資ラウンド

シリーズB, シリーズC++, Pre-IPO

(ミドル/グロース/レイター/クロスオーバー含む)

※案件に応じて、柔軟に対応

バリュエーションレンジ

無し

投資金額

10億円※〜50億円、最大120億円

※案件に応じて柔軟に対応。下限の規定無し。

リード投資

希望次第でリード投資も行う

海外投資

可能(ファンドの特徴を踏まえた投資要件を充足しているかどうかで判断。シンガポールのスタートアップ企業への投資実績あり)

タイプ

VC

投資スタイル

ハンズイフ

支援内容

・販路開拓のサポート(営業先、顧客の紹介、PR支援)

・人材の採用サポート

・IPOまでの支援

投資テーマ

全分野

地域性

日本・海外

その他

無し

会社HP

https://www.j-vgi.co.jp/

連絡先(StartupList)

https://www.j-vgi.co.jp/#contact


JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの組織体制



海北 大輔 パートナー


2020年8月よりVGIに参画。産業革新投資機構においては、知財ファンド、医療機器ベンチャーキャピタルの企画、立ち上げ、運営に携わった後、ベンチャー・グロース投資全体の収益、運営管理に従事。また社会課題の解決に寄与し得る、農業、産業分野におけるデジタルトランスフォーメーション及びテクノロジーの社会実装に関するベンチャー投資案件及び投資先バリューアップを主導。それ以前は、凸版印刷にて法人営業、事業開発に従事。ビジネスと技術の交錯領域である知財戦略にバリューを見出し、特許法律事務所にて、日米欧の特許・意匠・証憑の出願処理、係争対応、その後にリコーでは企業内弁理士として、知財戦略、知財ポートフォリオの形成及び推進を担当。


日本国弁理士登録

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 経営・金融専攻 修了

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科専攻 経営法専攻 修了

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報科学専攻 修了

東京理科大学 工学部第二部卒

早稲田大学 教育学部卒




岸村 俊哉 パートナー

博報堂にて、主に通信・ハイテク・インターネット企業のマーケティング戦略立案、アドテクノロジーを活用したデジタル領域の事業開発、テクノロジーベンチャー企業の戦略投資に従事。2019年、産業革新機構入社、ベンチャー・グロース投資及びハンズオンでのバリューアップ支援に携わる。2020年8月よりVGIに参画。

共著『マーケティング立国ニッポンへーデジタル時代、再生のカギはCMO機能』(日経BP)

東京大学大学院工学系研究科 修了




桑原 優樹 パートナー


2012年、日本総合研究所に入社。通信・メディア・ハイテク産業等における事業戦略策定・研究開発戦略策定・新規事業創出などに関するコンサルティング業務に従事したほか、国の研究開発型ベンチャー支援プログラムの運営にも従事。2018年、産業革新機構入社、スタートアップへの投資や大企業との共同投資による新会社の設立などのベンチャー・グロース投資及び投資先のバリューアップに携わる。2020年8月よりVGIに参画


東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了




向仲 範晃 パートナー


産業革新投資機構にて、国内の業界再編、カーブアウト、ベンチャー、海外のグロースキャピタル等の案件に関与。

それ以前はアクセンチュアにて中期経営計画策定・PMI・新規事業立案、リクルートにて事業企画、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にてファイナンシャルアドバイザリー業務に従事。2020年8月よりVGIに参画。


大阪大学工学部卒




鈴木 はな絵 プリンシパル


2020年8月よりVGIに参画。2018年に産業革新機構(現INCJ)に入社し、バイオ、デジタルヘルス、航空宇宙等のテクノロジー分野を中心としたベンチャー・グロース投資やベンチャー・大企業での新規事業連携とエコシステム構築等に従事。それ以前は、新卒で入社したキヤノンにてインクジェットプリンター開発に従事した後、バイオベンチャーにて抗がん剤の創薬研究、米国での臨床試験をプロジェクトマネージャーとして牽引。2019年よりJAXA客員に就任し、宇宙×暮らし・ヘルスケアプラットフォームの立ち上げに参画。


東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修了

ロンドンビジネススクールMBA修了


JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの投資判断のフロー


審査プロセス

審査プロセスは以下のフローになります。

 

 ①キャピタリスト面談

 ②投資検討会

 ③DD/GP面談

 ④投資委員会

 

案件受領から審査・入金まで、平均で約3,4ヶ月が目安となります。


キャピタリスト面談に必要な書類

以下の書類が必要です。

 

  会社紹介資料

  事業の説明資料

 

その他、会社の状況に応じて依頼します。


投資判断における審査ポイント

重視する点は以下です。

 

①産業・社会へのインパクト(どんな産業・社会課題を解決するのか)

②経営チーム(起業家の人間性・魅力、起業の経緯、やり切る力があるか、組織ガバナンス)

③市場性(ビジネスモデル、ポジショニング、顧客のニーズ、ペインの深さ)

④マネタイズ面(売上構造分析、収益構造とコスト分析、PMFが出来ているか)

⑤資本政策と投資資金の使途


マッチしにくい/相性の良くない会社や起業家

こんな会社や起業家には投資しにくい、というポイントは特になく、基本的に、バリュエーションが検討対象となる限りは、幅広く起業家の方々とお話してみたいということでした。


 

JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツの投資先


代表的な投資先企業:株式会社モンスターラボホールディングス(日本)



画像出典元:https://monstar-lab.com/jp/


【事業内容】世界20か国32都市で戦略の策定からデザイン、開発、改善、運用までのDXに特化したコンサルティングサービス、プロダクトを提供

【会社HP】https://monstar-lab.com/jp/

【投資意義】日本発デジタルプロダクト、デジタルコンサルティングサービス提供企業として、各産業分野の顧客のデジタル化を加速し、各業界で産業×DXの取組を支援して、産業分野の各企業の稼ぐ力の向上に貢献していくことを企図しています。


代表的な投資先企業:スマートニュース株式会社(日本)



画像出典元:https://about.smartnews.com/ja/


【事業内容】「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションに掲げ、日本と米国でニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を提供

【会社HP】https://about.smartnews.com/ja/

【投資意義】オンライン上での急激な情報の増加に起因して生じる情報の偏向性という社会課題解決の一助となること、スマートニュースは良質な情報を提供するパブリッシャーと連携することで、パブリッシャーとの共存共栄を可能にするエコシステムの構築に寄与できることから投資を実行しました。


代表的な投資先企業:京都フュージョニアリング株式会社(日本)



画像出典元:https://kyotofusioneering.com/


【事業内容】核融合炉向けの加熱装置や熱取出し装置の開発及び核融合プラントに関するエンジニアリングサービスの提供

【会社HP】https://kyotofusioneering.com/

【投資意義】世界で進みつつある核融合エネルギーの実用化と商業化を後押しし、国内における核融合産業へのリスクマネー供給の活性化につながることを企図して投資を実行しました。


代表的な投資先企業:SYNQA株式会社(日本)



画像出典元:https://www.opn.ooo/


【事業内容】オンライン決済事業を手掛けるOmiseと金融サービスとブロックチェーン技術を横断したソリューションを提供するOPNを展開

【会社HP】https://www.opn.ooo/

【投資意義】既に東南アジアで実証済みの先端技術を国内の大手企業と提携して国内用の決済システムを構築することでキャッシュレス決済市場を更に押し上げることを企図して投資を実行しました。


 代表的な投資先企業:アキュリスファーマ株式会社(日本)


画像出典元:https://aculys.com/


【事業内容】神経・精神疾患領域における革新的な新薬の開発と商業化を推進

【会社HP】https://aculys.com/

【投資意義】欧米で承認されている医薬品を日本に導入することでドラッグ・ラグを解消し、日本の神経・精神疾患の患者に新たな治療の選択を提供し、AIやデジタル技術等を活用し、疾患に対する認識の向上、想起真だ、個別化治療などの一連のプロセスにおいて、包括的なソリューションを提供する先進的なBeyond the pill の取り組みを企図して投資を実行しました。




ライフサイエンス関連の投資先をチームで支援しています。



まとめ

JICベンチャー・グロース・インベストメンツの特徴は、既存の発想に捕らわれない、多様性を持ったメンバーによる運営、社会構造の変遷や将来の産業を俯瞰した投資活動や業界の壁を超えた幅広い連携、積極的な大企業との連携等のバリューアップ支援を行えることです。JICベンチャー・グロース・インベストメンツは、我が国のイノベーションエコシステムの発展に寄与すべく、既存産業の枠組みを超えたオープンイノベーションを促進することで、イノベーションの社会実装の完遂を目指しています。興味のある方はぜひご連絡してみてください。

 

コンタクト時には、JICベンチャー・グロース・インベストメンツの公式HPにお問い合わせください。

お問い合わせ:https://www.j-vgi.co.jp/#contact

 

なお、本記事は国内最大級の起業家・投資家・事業会社のマッチングサービス「スタートアップリスト(Startup List)」が提供しております。資金調達や事業連携先をみつけたいスタートアップはぜひご活用ください。

https://www.startuplist.jp/