慶應イノベーション・イニシアティブの特徴・投資先実績・投資判断のフローを徹底解説

慶應イノベーション・イニシアティブの特徴・投資先実績・投資判断のフローを徹底解説

大学VCとして特異な専門性とネットワークを有し、判断が難しいテックベンチャーのシード、アーリー期におけるリード投資家になれるのが強みの慶應イノベーション・イニシアティブの特徴・投資先実績・投資判断のフローを解説します。




慶應イノベーション・イニシアティブの概要


設立

2015年12月17日

ファンド規模

1号ファンド45億円、2号ファンド65億円

ファンドの特徴

大学VCとして特異な専門性とネットワークを有し、判断が難しいテックベンチャーのシード、アーリー期におけるリード投資家になれるのが強み。

投資ラウンド

Angel・Seed・Pre-SeriesA・SeriesA・SeriesB以降・Pre-IPO

バリュエーションレンジ

~100億円まで

投資金額

~5億円まで

リード投資

積極的にリード投資をする

海外投資

案件によっては投資もする

タイプ

VC

投資スタイル

ハンズイフ

投資テーマ

デジタル(AI、ビッグデータ、IoT、ロボティクス等)と医療・健康領域を中心としたディープテック領域

地域性

その他

起業初心者からの相談歓迎

学生起業家・若手起業家からの相談歓迎

研究者からの相談歓迎

社会人からの相談歓迎

スタートアップへの転職相談歓迎

オフィス提供

有望な人材紹介実施

フォロー投資に積極的

PR支援が充実

営業ネットワーク提供

慶應義塾大学との連携

会社HP

https://www.keio-innovation.co.jp/

連絡先(StartupList)

鳥居さん山下さん


慶應イノベーション・イニシアティブの組織体制

キャピタリスト5名、管理部門2名で運営。



山岸広太郎

代表取締役社長

2015年12月、KIIの設立と同時に代表取締役社長に就任。KII以前は、日経BP編集記者、CNET Japan編集長を経て、グリーを共同創業。10年間、同社の副社長として事業部門などを統括。現在、同社取締役(非常勤)。慶應義塾大学経済学部卒。



木下秀一

執行役員

2016年4月、KIIの執行役員に就任。KII以前は、ジャフコにおいてキャピタリストとして24年のキャリアを持ち、執行役員として投資部門を統括。創業投資、事業再生、既存事業のIT化など多様な案件で20件以上のIPO実績を有する。早稲田大学商学部卒。



本郷有克

執行役員

2016年5月、KIIの執行役員に就任。KII以前は、住商ファーマインターナショナルにてVCファンドの運用、バイオベンチャーへの投資、海外バイオベンチャーの国内販売代理事業などに携わる。名古屋大学大学院工学研究科修了。工学博士(生物化学工学)。



高岡浩

執行役員

2018年4月、KIIの執行役員に就任。野村證券にて24年以上のキャリアを持ち、柏や水戸、名古屋駅前、徳島などの支店長として地域のベンチャー支援に関わる一方、本社にて人事企画部長、審理部長などを歴任。慶應義塾大学経済学部卒。



山下紘史

シニアアソシエイト

2017年3月、KII入社。KII以前は大和証券にて引受審査や自己投資などに従事。慶應義塾大学経済学部卒。



鳥居優人

シニアアソシエイト

2020年4月、KII入社。KII以前は日本イーライリリーにて抗がん剤の営業・マーケティング、エランコアニマルヘルスにて経営企画に従事。北海道大学獣医学部卒。ESADE Business School Full-time MBA修了。


慶應イノベーション・イニシアティブの投資判断のフロー

審査プロセス

審査プロセスは以下のフローになります。


  • STEP①:社内会議

  • STEP②:社内会議

  • STEP③:外部アドバイザーを交えた会議

  • STEP④:投資委員会


お話を頂いてから投資実行まで最短で2カ月程度になります。


審査に必要な書類

審査には以下の書類が必要です。


  • 事業計画書

  • 経営陣経歴書

  • 株主名簿

  • 定款

  • 登記簿謄本など。


会社の状況に応じて依頼させて頂きます。


投資判断における審査ポイント

重視する点は以下です。


  • 人(創業者やコアメンバー)

  • 機会(バリュープロポジション、TAM、ビジネスモデル等)

  • 文脈(規制、技術、マクロトレンド)

  • 取引条件


慶應イノベーション・イニシアティブの投資先



以上のスタートアップなどに投資しています。

https://www.keio-innovation.co.jp/portfolio/


代表的な投資先企業:APB


画像出典元:会社HP https://apb.co.jp/


【事業概要】次世代型リチウムイオン電池である全樹脂電池の研究、開発、製造及び販売

【資金調達の近況】総額約80億円の資金調達を実施

【会社HP】https://apb.co.jp/


代表的な投資先企業:CureApp


画像出典元:会社HP https://cureapp.co.jp/


【事業概要】医学的エビデンスに基づいた医療機器プログラム『治療アプリ』を開発

【資金調達の近況】第一生命保険・森トラストなどから総額22億円の資金調達を実施(合計約41.7億円)

【会社HP】https://cureapp.co.jp/


代表的な投資先企業:クリングルファーマ


画像出典元:会社HP https://www.kringle-pharma.com/


【事業概要】肝細胞増殖因子による新規バイオ医薬品の開発・実用化

【資金調達の近況】2020年4月に大阪大学ベンチャーキャピタル、りそなキャピタル等より合計16.9億円の資金調達

【会社HP】https://www.kringle-pharma.com/


その他投資先企業

  • 25 Holdings Pte Ltd.(アジア地域でのペット用品のオンライン販売)

  • ひむかAMファーマ(改良型アドレノメデュリンの新規創薬シーズの研究開発)

  • Synspective(SAR人工衛星の設計・開発・運用、人工衛星データの加工・販売及びアプリケーションの製造・販売)

  • xenodata lab.(「テクノロジーの力で金融業界の5年後の当たり前を提案する」ことを目指し、独自の自然言語処理技術(特許取得済)を用いて金融情報の分析を自動化するAI「xenoBrain」を開発・運営)

  • SENSY(人工知能開発事業、インターネットメディア事業)

  • クオン(企業の公式オンラインコミュニティの構築・運営)

  • BONX(ウェアラブルデバイスの企画・開発・販売)

  • ゼネリックソリューション(情報検索と機械学習に関するソフトウェア製品「GS8」の販売と分散コンピューティングサービス提供)

  • モーションリブ(リアルハプティクスに関する事業)

  • Institution for a Global Society(AIを活用した人材マッチング事業および英語eラーニング事業)

  • モジュラス(計算化学を用いた創薬)

  • 坪田ラボ(近視、ドライアイ、老眼の医療機器、医薬品等の開発)

  • Luxonus(光超音波技術を用いたイメージング装置の開発、販売)

  • インスタリム(3D-CAD、3Dプリンティングおよび機械学習(AI)技術を活用した低価格な3Dプリント義肢装具の開発)

  • セルージョン(iPS由来角膜内皮細胞を用いた再生医療)

  • AdipoSeeds(脂肪組織に由来する細胞を用いた再生医療等製品の事業化)

  • IDACセラノスティクス(医薬品の開発)


まとめ

慶應イノベーション・イニシアティブの特徴は、大学VCとして特異な専門性とネットワークを有し、判断が難しいテックベンチャーのシード、アーリー期におけるリード投資家になれることです。創業期からPre-IPO段階のスタートアップまで幅広い投資も行っており、慶應義塾大学との連携も支援しています。興味のある方はぜひご連絡してみてください。

※概要欄に連絡先を記載しております。


なお、本記事は国内最大級の起業家・投資家・事業会社のマッチングサービス「スタートアップリスト(Startup List)」が提供しております。資金調達や事業連携先をみつけたいスタートアップはぜひご活用ください。

https://www.startuplist.jp/