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Spiral Capital(スパイラル・キャピタル)の投資条件・投資先・ファンド一覧

Spiral Capital(スパイラル・キャピタル)の投資条件・投資先・ファンド一覧

投資家紹介VC
2026.08.06

 

Spiral Capitalは、シード・アーリー期を中心に投資する独立系ベンチャーキャピタル。2012年設立のIMJ Investment Partnersを前身とし、2017年3月のMBOによる独立を経て2020年1月に現社名となった。グループ会社Spiral Innovation Partnersを通じて大企業とのセクター特化型ファンドも運営し、グループの運用資産は約1,030億円(2026年7月時点)。このページでは、Spiral Capitalの投資条件・ファンド構成・投資先と、StartupListの取材で聞いた投資決定フローと審査ポイントを掲載する。



基本情報

正式名称 Spiral Capital株式会社
(Spiral Capital, Inc.)
種別 独立系VC
設立 2016年(2017年3月にMBOで独立)
代表者 代表パートナー 奥野 友和
所在地 東京都港区虎ノ門5-9-1
麻布台ヒルズ ガーデンプラザB
(VC集積拠点
「東京ベンチャーキャピタルハブ」内)
沿革 2012年、IMJの子会社として
IMJ Investment Partners設立
(シンガポール拠点)
→ 2013年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ
(CCC)が親会社IMJを買収
→ 2017年3月、MBOにより独立し
Spiral Venturesへ社名変更
→ 2020年1月、Spiral Ventures Japanから
Spiral Capitalへリブランドし、
同時にSpiral Innovation Partnersの設立を発表
グループ会社 Spiral Innovation Partners
(大企業と共同でセクター特化型ファンドを
設計・運営。代表パートナー 岡 洋)
公式サイト URL:https://spiral-cap.com/

投資条件サマリ

投資ステージ シード / アーリー / シリーズA / シリーズB以降
(シード〜アーリーが中心。
ミドル〜レイターもカバー)
1社あたり投資金額 数千万円〜5億円(最大10億円)
(アーリー・ミドルは1〜5億円、
レイターは5〜10億円・StartupList取材)
投資領域 AI / フィンテック / ヘルスケア / ディープテック
(3号ファンドの重点4領域「BIG4」は
AI・スマートインフラ・
フィンテック・ヘルスケア。
従来からのテーマはX-Tech
(ネットとリアルの融合))
リード投資 する
(リード投資家として経営に伴走するのが基本方針。
フォローオン投資も積極的に実施・
StartupList取材)
意思決定期間 平均2〜3ヶ月
(初回面談からクロージングまで・
StartupList取材)
投資スタイル ハンズオン
(リード投資家として経営に伴走・
StartupList取材)
累計投資社数 非公表
グループ運用資産 約1,030億円(2026年7月時点)

Spiral Capitalに聞く(StartupList取材)

StartupListはSpiral Capitalに、投資判断の進め方と評価の基準について取材した。

Q. 投資の意思決定はどのように進みますか?

投資判断は次の4ステップで進む。

投資決定フロー
投資担当者によるデューデリジェンス
社内会議
マネジメントプレゼン
投資委員会

Q. 意思決定までどのくらいかかりますか?

初回面談からクロージングまでの期間は平均2〜3ヶ月

Q. 審査に必要な書類は?

審査に必要な書類
事業計画書、数値計画、資本政策表
基本情報(謄本、定款、株主名簿、決算書、過去の投資契約書類、経営陣経歴書、組織図、重要契約書類など)
事業・ビジネスモデルによって異なる資料(営業用資料、KPIデータ、顧客リスト、営業パイプライン、開発ロードマップなど)を依頼する場合がある

Q. 投資判断ではどこを見ていますか?

重視する点として次の5つを挙げている。

投資判断における審査ポイント
経営チーム(強み、経営スタイル)
市場(課題、規模、参入機会)
競争優位性(技術、ブランド、ネットワーク効果など)
ビジネスモデル(ユニットエコノミクス、収益構造)
事業リスク

「上記を総合的に検討します。大前提として全てが揃っているものを求めていたり、平均点の高いことを理想と考えていたりすることはありません。各社それぞれに強み・弱み、カルチャーがあるので、それらを把握し、どのように事業を成長させるかを一緒に考えたいと思っています。」

運用ファンド一覧

自社ファンド

ファンド名 組成・規模 特記
Spiral Capital
Japan Fund 1号
2016年組成
(2018年1月
ファイナルクローズ)
約70億円
Spiral Capital
Japan Fund 2号
2019年組成
150億円規模
中小機構が起業支援ファンドとして
LP出資(2021年・30億円)
Spiral Capital
Japan Fund 3号
投資事業
有限責任組合
2024年4月設立
2025年12月に募集完了
総額150億円
重点4領域「BIG4」
(AI・スマートインフラ・
フィンテック・ヘルスケア)
LPに産業革新投資機構(30億円)、
伊藤忠丸紅鉄鋼、京王電鉄、紅中など

Spiral Innovation Partners運営のセクター特化型ファンド(公表分)

ファンド名 組成・規模 パートナー企業
Logistics
Innovation Fund
(LIF)
2019年設立
2020年8月に運用開始
70億円
セイノーホールディングス
(アンカーLP)
T&D
Innovation Fund
2022年7月
50億円規模
T&Dホールディングス
Value Chain
Innovation Fund
(VIF)
2023年7月
70億円
(2024年4月に85億円)
セイノーホールディングス
全国保証
イノベーション
ファンド
2023年7月
50億円
全国保証
ゆうちょ Spiral
Regional
Innovation 1号
2024年3月設立
4月運用開始
100億円規模
ゆうちょ銀行
地域課題解決が対象
1件あたり1億〜10億円
森ビル
イノベーション
ファンド
2026年2月設立
4月運用開始
100億円規模
森ビル
SEINO
Alliance Fund
2026年7月
100億円規模
セイノーホールディングス
(単独LP)
IPOを見据えたミドル〜レイター、
セカンダリ、
大企業からのスピンオフが対象

SEINO Alliance FundはSpiral Innovation Partnersが運営する9本目のファンドにあたる。

キャピタリスト・チーム

氏名 役職 経歴・特記
奥野 友和 代表パートナー 早稲田大学商学部卒、
ペンシルベニア大学ウォートン校MBA
証券会社3社の投資銀行部門で計13年
2015年にCCCグループ執行役員兼
デジタル部門CFOを経て
2017年に独立し設立
平野 正雄 会長 マッキンゼー日本支社長、
カーライル日本共同代表、
早稲田大学ビジネススクール教授を歴任
千葉 貴史 パートナー カーライル・グループ、
ドイツ証券投資銀行部門を経て、
2013〜2016年に不動産テックの
イタンジでCOO/CFO
2016年6月に1号ファンドの
創業メンバーとして参画
岩瀬 大輔 シニア
アドバイザー
2020年8月に
マネージングパートナーとして参画
東京大学法学部卒、ハーバードMBA
2006年にライフネット生命保険を
共同創業

主な投資先

企業名 事業 調達状況・特記
Visional HR Tech
(ビズリーチ)
2021年4月東証マザーズ上場
ENECHANGE エネルギーテック 2020年12月東証マザーズ上場
rakumo グループウェア 2020年9月東証マザーズ上場

そのほかの主な投資先: オープンロジ(物流アウトソーシング)、みんなのマーケット(くらしのマーケット)、div(TECH CAMP)など。

主な出来事

時期 出来事
2026-07 SEINO Alliance Fund(100億円規模)組成
グループ運用資産が約1,030億円に
2026-04 森ビルイノベーションファンド
(100億円規模)の運用を開始
2025-12 3号ファンドを総額150億円で募集完了
2025-02 麻布台ヒルズのオフィスを増床
(2023年11月の入居以降、
会社規模が2倍に拡大したため)
2024-04 3号ファンド設立
ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号
(100億円規模)の運用を開始
2023-11 麻布台ヒルズ「東京ベンチャーキャピタルハブ」へ
オフィス移転
2023-07 Value Chain Innovation Fund(70億円)、
全国保証イノベーションファンド(50億円)を組成
2022-07 T&D Innovation Fund(50億円規模)を組成
2020-01 Spiral Capitalへリブランド、
Spiral Innovation Partnersの設立を発表
2017-03 MBOにより独立、Spiral Venturesへ社名変更
2012 前身のIMJ Investment Partners設立

Spiral Capitalの特徴

Spiral Capitalのポイント
シード・アーリー期のリード投資を基本方針とし、ミドル〜レイターまでフォローオン投資を継続する(StartupList取材)
投資決定は4ステップで進み、初回面談からクロージングまで平均2〜3ヶ月(StartupList取材)
審査では経営チーム・市場・競争優位性・ビジネスモデル・事業リスクの5点を総合的に検討し、「全てが揃っていること」や「平均点の高さ」は求めないとしている(StartupList取材)
グループ会社Spiral Innovation Partnersが大企業と共同でセクター特化型ファンドを設計・運営し、投資先と大企業の連携を支援する
セイノーホールディングスとは2016年から協業し、物流領域で3本の共同ファンド(LIF・VIF・SEINO Alliance Fund)を組成
3号ファンドの重点4領域は「BIG4」としてAI・スマートインフラ・フィンテック・ヘルスケアを掲げる
麻布台ヒルズのVC集積拠点「東京ベンチャーキャピタルハブ」に拠点を置く

よくある質問

Q1. Spiral CapitalはどんなVCですか?

A. シード・アーリー期を中心に投資する独立系ベンチャーキャピタル。2012年設立のIMJ Investment Partnersを前身とし、2017年のMBOで独立した。グループ会社Spiral Innovation Partnersによるセクター特化型ファンドも含めた運用資産は約1,030億円(2026年7月時点)。

Q2. Spiral Capitalの投資金額はいくらですか?

A. StartupListの取材によると、数千万円〜5億円(最大10億円)。アーリー・ミドルは1〜5億円、レイターは5〜10億円が目安。

Q3. Spiral Capitalはどのステージ・どんな企業が対象ですか?

A. シード〜アーリーが中心で、ミドル〜レイターもカバーする。3号ファンドの重点領域はAI・スマートインフラ・フィンテック・ヘルスケアの4分野。

Q4. Spiral Capitalの投資先にはどんな会社がありますか?

A. Visional(2021年上場)、ENECHANGE(2020年上場)、rakumo(2020年上場)、オープンロジ、みんなのマーケット、divなど。

Q5. Spiral Capitalにアプローチするにはどうすればいいですか?

A. 公式サイトの問い合わせのほか、StartupListから直接オファーを送ることができる。StartupListでは投資ステージや過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、そのままコンタクトできる。

Q6. Spiral Capitalはリード投資をしますか?

A. StartupListの取材に対し、リード投資家として経営に伴走するのが基本方針であり、フォローオン投資も積極的に行うと回答している。

Q7. Spiral Capitalの意思決定までの期間はどのくらいですか?

A. StartupListの取材によると、初回面談からクロージングまで平均2〜3ヶ月。投資担当者のデューデリジェンス、社内会議、マネジメントプレゼン、投資委員会の4ステップで進む。

Q8. Spiral Capitalのバリュエーションの目安は?

A. 公表されていない。ラウンド設計は個別協議となる。

Q9. Spiral Capitalの審査は何を見ていますか?

A. StartupListの取材では、経営チーム(強み、経営スタイル)、市場(課題、規模、参入機会)、競争優位性(技術、ブランド、ネットワーク効果など)、ビジネスモデル(ユニットエコノミクス、収益構造)、事業リスクの5点を挙げている。「大前提として全てが揃っているものを求めていたり、平均点の高いことを理想と考えていたりすることはありません」としている。

Spiral Capitalを含む3,000名以上の投資家に、StartupListから直接アプローチ

StartupListには1万社以上のスタートアップと3,000名以上の投資家が登録。投資ステージ・領域・過去の投資実績から自社に合う投資家を検索し、無料でオファーを送信できる。

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情報源: Spiral Capital公式サイト・公式発表・各パートナー企業リリース・報道、StartupList取材

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