HIRAC FUNDの特徴・評判・投資先実績を独自取材

HIRAC FUNDの特徴・評判・投資先実績を独自取材


起業家や経営者との繋がりを活かした、アーリー期のスタートアップへの支援に強みを持つHIRAC FUNDの特徴・投資先実績・投資判断のフローを解説します。


投資テーマや投資スタイル、組織体制などを独自取材しました!

(作成:StartupList編集部 最終更新:2022/6/9)






HIRAC FUNDの概要

 

設立

2020年6月

所在地

東京都港区

ファンド規模

1号 30.4億円

ファンド本数

1本

ファンドの特徴

・起業家や経営者がファンドをリードしている

・老舗ベンチャーキャピタルのJAFCOとの戦略的パートナーシップ

・マネーフォワードのグループ会社「マネーフォワードベンチャーパートナーズ」による運営と内外ネットワークの活用

投資ラウンド

シード、プレシリーズA及びシリーズA中心(以降も投資実績あり)

バリュエーションレンジ

10億円未満の実績が多い

投資金額

原則 ~1億円程度 (追加投資含め)

リード投資

場合に応じてリード投資を行う

海外投資

タイプ

VC

投資スタイル

ハンズオン

支援内容

・マネーフォワードグループのリソースを活かした、ファイナンス、マーケティング、リクルーティング、PRなどのサポート

・ファンドに参画する、25名以上のスタートアップ起業家・経営者によるコミュニティ提供やアドバイス

投資テーマ

テクノロジー関連領域を中心に幅広く出資

地域性

全国

会社HP

https://hirac.co.jp/


HIRAC FUNDの組織体制

少人数で投資検討・実行を行っています。



古橋 智史 GP 代表パートナー

スマートキャンプ株式会社 代表取締役会長。2014年6月SaaSプラットフォーム「BOXIL」を運営するスマートキャンプ株式会社を設立、代表取締役に就任。多数の事業立ち上げ実績あり。M&Aにより、2019年11月にマネーフォワードにグループジョイン。



金坂 直哉 GP 代表パートナー

株式会社マネーフォワード 取締役執行役員CFO。ゴールドマン・サックス証券株式会社にて、プライベート・エクイティ投資及びM&A・資金調達のアドバイザリー業務に従事。2014年に株式会社マネーフォワードに参画し、その後CFO。マネーフォワードにおける投資活動を辻と共に推進。


 

辻 庸介 投資委員会メンバー

株式会社マネーフォワード 代表取締役社長 CEO。京都大学農学部を卒業後、ペンシルバニア大学ウォートン校MBA修了。ソニー株式会社、マネックス証券株式会社を経て、2012年に株式会社マネーフォワードを設立し、CEOに就任。新経済連盟の幹事、経済産業省FinTech検討会合の委員も務める。



光井 香織 ディレクター

2011年から約9年間、みずほフィナンシャルグループにて勤務。スタートアップ融資(マネーフォワードへの融資実行含む)やシンジケートローン等さまざまな形態の融資業務、グループのVCファンドを通じた投資及び投資先企業の企業価値向上業務に携わる。2020年1月よりマネーフォワードグループに参画。2020年7月HIRAC FUND立上げを経て、現在はキャピタリストとして活動中。



岡田康司 ディレクター

2013年慶應義塾大学卒業後、株式会社三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)入社。都心大型店舗でベンチャー企業から東証一部上場企業まで累積100社超を担当し、主にデット調達からエクイティ調達まで資金調達業務に携わる。

社会人向けビジネススクールにてビジネスコンテスト優勝経験あり。2022年1月よりHIRAC FUNDに参画。



甚野 広行 シニア・アソシエイト

米国のリベラルアーツカレッジを卒業後、バークレイズ証券株式会社に入社。投資銀行本部の金融法人部にて主に銀行、生命保険、損害保険業界のM&A及び資金調達のアドバイザリー業務に従事。クロスボーダー案件においてバリュエーション、デューデリジェンス、交渉・実行支援等に携わる。又、資金調達案件では国内初のマイナス利回り社債発行案件を担当。HIRAC FUNDではアナリストとして投資先のソーシングやDDに携わる。



三輪 恵子 シニア・アソシエイト

慶應義塾大学を卒業後、UBS証券株式会社に入社し、主に製造、消費材、金融業界におけるM&A及び資金調達のアドバイザリー業務に従事。M&A案件では、バリュエーション、デューデリジェンス、交渉・実行支援に携わる。その他、大型アクティビズム案件にて、企業側へのアドバイザリー業務に従事し、主に事業計画の策定支援を担当。 HIRAC FUNDではアナリストとして投資先のソーシングやDDに携わる。



檜山 悠太朗 アソシエイト

英国ロンドンの大学で経営学/金融学を専攻。3年で卒業後(academic acceleration)、EY税理士法人に入社し国際税務アドバイザリー及び国内金融機関のコンプライアンス業務に従事。 大学在学中には東南アジア投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルのシンガポールチームにインターンとして参画し、企業価値の算定などを担当。 HIRAC FUNDではアナリストとして投資先のソーシングやDDに携わる。


アントレプレナー(連続起業家)・スタートアップとのネットワーク

HIRAC FUNDには、25名以上のスタートアップ起業家や経営者などがファンドに賛同・出資を行い、コミュニティ構築をしています。(起業家・経営者はこちらをご覧ください。)

定期的に投資先企業との交流会を開いており、アドバイスを受けたりネットワーキングをしたりすることができます。


HIRAC FUNDの投資判断のフロー

審査プロセス

審査プロセスは以下のフローになります。なお、初期的DDの後に投資契約の交渉及び最終の投資委員会決裁を経る必要があります。

 

 ①初回面談

 ②場合に応じて追加面談

 ③投資委員会メンバー3名との面談

 ④投資委員会

 ⑤本格的DD


審査スピードは、案件に応じて対応します。

 

初回面談に必要な書類

審査には以下の書類が必要です。

 

  ピッチ資料

 

なお、ピッチ資料には数値を補足できるAppendixを求めます。


投資判断における審査ポイント

重視する点は以下です。

 

  市場規模と成長性

  事業のトラクション

  経営者の経営力やコミュニケーション力


マッチしにくい/相性の良くない会社や起業家

こんな会社や起業家には投資しにくい、というポイントについて伺いました。以下のポイントを満たしていない事業は投資家しづらいとのことでした。

・取り組むペインが深いか、社会的意義がある

事業に急成長が見込める

スケールに蓋然性がある


HIRAC FUNDの投資先

 

これまでに25社程度のスタートアップに投資しています。(2022/05/17時点)

 

代表的な投資先企業:サロウィン株式会社



画像出典元:会社HP https://salowin.jp/


【事業概要】美容師向け売上80%還元のシェアサロン「SALOWIN(サロウィン)」の展開。

【会社HP】https://salowin.jp/

【投資への経緯】代表が美容室運営に精通している点とシェアサロン市場全体が成長していること

 

代表的な投資先企業:株式会社Meety

 


画像出典元:会社HP https://meety.net/


【事業概要】カジュアル面談プラットフォーム「Meety」の開発・運営。

【会社HP】https://meety.net/

【投資への経緯】人事の抱えるペインや今後の採用のトレンドについて精通している点と初回投資時点で広告費をかけずに登録者数が伸びていたこと


代表的な投資先企業:株式会社TENTIAL



画像出典元:https://tential.jp/

 

【事業概要】「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションに、ウェルネス関連事業を展開。

【会社HP】https://tential.jp

【投資への経緯】商品開発のスピードとクオリティ、順調なトラクションの伸びを高く評価したこと


代表的な投資先企業:株式会社TENET



画像出典元:会社HP https://tenet.co.jp/ 

 

【事業概要】オンライン診療専門のデジタルクリニックや医療機関向けDX支援事業、精神疾患向けDTx事業を展開。

【会社HP】https://tenet.co.jp/

【投資への経緯】創業者がヘアケア領域において既に知見がある点と市場の成長性を高く評価したこと


まとめ

HIRAC FUNDの特徴は、多数の連続起業家やスタートアップ経営者がファンドと投資先起業をサポートしていることです。マネーフォワードグループのリソースを活用した支援や、マネーフォワードの資金調達においてリード投資家をつとめた老舗ベンチャーキャピタルのJAFCOとの連携なども魅力的です。興味のある方はぜひご連絡してみてください。

※概要欄に連絡先を記載しております。

 

なお、本記事は国内最大級の起業家・投資家・事業会社のマッチングサービス「スタートアップリスト(StartupList)」が提供しております。資金調達や事業連携先をみつけたいスタートアップはぜひご活用ください。