エンジェル投資家8選!有名人や女性個人投資家を紹介

エンジェル投資家8選!有名人や女性個人投資家を紹介

2022.08.22

エンジェル投資家と聞いてどのような方を思い出しますか?

今回はエンジェル投資家を8名を紹介するとともに、出資を受ける際の注意点も確認します。



エンジェル投資家8選

おもなエンジェル投資家として、多面的に出資されているベンチャー企業創業者を中心に、女性3名を含めた8名を紹介します。

千葉功太郎氏

ベンチャーキャピタル「千葉道場」の代表であり、ホンダジェット日本1号機オーナーでもある千葉氏ですが、リクルートやサイバードでキャリアをスタートさせています。

その後、ケイ・ラボラトリー(現Klab)やコロプラで役員を勤めたのち、エンジェル投資家に転身してスタートアップ企業への出資を開始しました。

SNSはTwitterを中心に使用しており、AI、宇宙関連、ドローン等、千葉氏自身が関心を持っている分野を確認することができます。

Twitter

https://twitter.com/chibakotaro

本田圭佑氏

プロサッカー選手として、ワールドカップ出場や海外のクラブチーム在籍など、幅広い活躍をしている本多氏も、エンジェル投資家として活躍しています。


2016年からエンジェル投資家として活動を始め、これまでのスタートアップ投資実績は50社以上に及び、出資先もテック系スタートアップ中心に分野問わずです。

SNSはTwitterを中心に、エンジェル投資家として、投資やサッカー関連など、幅広く発信しています。

Twitter

https://twitter.com/kskgroup2017

松村映子氏

松村氏は、2014年にネット宅配クリーニングサービスのバスケットを立ち上げており、その後同社はストライプインターナショナルのグループ会社となっています。

現在は少ない女性エンジェル投資家としての活動の傍ら、プラチナキャリアの取締役や千葉道場のフェローとしても活躍中です。


SNSは、Facebookを中心に出資先情報や、普段の出来事などを情報配信しています。

Facebook

https://www.facebook.com/eiko.matsumura

古川健介氏

けんすうの愛称で知られる古川氏は、学生時代にコミュニティを立ち上げ、在学中にネット企業の社長に就任しています。

新たに立ち上げた会社を売却しながら、その資金を次への投資に当てたり、自身の会社の立ち上げに当てる連続起業家としても有名です。

エンジェル投資家の傍ら、テクノロジー企業であるアル株式会社を2018年に立ち上げました。


SNSはTwitterやnoteを中心に、自社で運営するマンガサイト「アル」の情報や、本人が気になる情報を配信しています。

Twitter

https://twitter.com/kensuu

note

https://kensuu.com/

家入一真氏

家入氏は、「ロリポップ」「minne」など個人向けサービスを運営するpaperboy&co.(現GMOペパボ)を福岡で創業し、2008年にJASDAQ市場において最年少で上場した実績をもっています。

2011年に創業したCAMPFIREの代表取締役社長の他、BASEの共同創業取締役、さらにはベンチャーキャピタルであるNOWを設立し、さらにエンジェル投資家としても活動中です。

SNSはTwitter中心に、自身が行う事業や普段のつぶやきを、さらにインスタグラムでは現代アートを中心に配信しています。

Twitter

https://twitter.com/hbkr

インスタグラム

https://www.instagram.com/hbkr/

西川順氏

西川氏は、IT企業を経て、赤坂優氏とともにエウリカを共同創業しています。

その後同社を米国Match Groupに売却し、PMIののち2017年に退任、エンジェル投資家として活動中です。

女性エンジェル投資家の中では比較的多い25社に投資しており、再度2017年に独自ブランド商品を手掛けるfrankyを赤坂氏と起業しました。


SNSはおもにTwitterを中心に、出資先のスタートアップ企業の情報や、気になった情報を配信しています。

Twitter

https://twitter.com/junnishikawajun

中川綾太郎氏

中川氏は、2012年に女性向けキュレーションプラットフォーム「MERY」を運営するperoliを創業しました。

その後2014年に「MERY」をDeNAに売却し、以降エンジェル投資家として活動しています。

また、2017年に女性向けブランドを展開する株式会社newn、2020年には音声配信プラットホーム「stand.fm」の運営・開発を行う株式会社stand.fmを立ち上げました。


SNSはおもにTwitterを中心に、自社情報ならびに気になった情報を配信しています。

Twitter

https://twitter.com/ayatan48

森本千賀子氏

森本氏は、リクルートにておもに人材紹介サービスに長年携わってきたキャリアをベースに、2017年に独立してmorichを設立しました。

現在は同社の代表取締役としてメディア出演や講演、セミナー、執筆等多忙な中であっても、エンジェル投資家として複数のスタートアップ企業への投資も実行中です。


おもにTwitterにて、自社情報やスキルアップのための情報を配信しています。

Twitter

https://twitter.com/morich_Corp

エンジェル投資家の探し方



事業がシード期においては、実績のあるエンジェル投資家に出資して欲しいと考えている起業家も多いでしょう。

エンジェルを探すにはどのような手段が考えられるのかを紹介します。

SNSで直接連絡する

前述のとおり、エンジェル投資家はSNSで情報配信していることも多いです。

そのため、メッセージを送ることで直接連絡を取ることができます。

ただし、要件等を明確にしつつ丁寧に接触しないと、出してもスルーされることも多いので、注意が必要でしょう。

知り合いを通じて連絡を取る

接触の確率が上がるのはやはり知り合いを通じて連絡を取ることでしょう。

SNSやメールで送っても、忙しいエンジェル投資家は中々見て貰えることも少ないのが現状です。

そのため、もしエンジェル投資家に近い知り合いがいるなら、その方に頼んでなんとか接触することを試みるのも一つでしょう。

ただし、SNSでの接触同様、要件を明確にしたり、簡単に説明できるピッチ資料を予め準備しておくのが賢明です。

エンジェル投資家が登壇するイベントや交流会に参加する

定期的に複数のエンジェル投資家とともにイベントや交流会を開催することがあります。

対象となる方が登壇するイベントを必ずチェックして、アプローチしてみるのも一つです。

今はオンラインでのイベントも比較的多く、手軽に出席でき、連絡手段も工夫すれば取ることができるでしょう。

エンジェル投資家の探し方・見つかるサービス

エンジェル投資家はどのように探していけばいいのでしょうか。

前述のように、SNSを通じて直接アポイントを取る方法がありますが、それ以外の手法についてご紹介します。

起業家とエンジェル投資家を繋げるマッチングサイトを使う

起業家とエンジェル投資家を繋ぐマッチングサイトが複数出て来ているので、登録の上、直接繋がることもできます。

手軽に投資家にアプローチできる反面、マッチングサイト内にどのようなタイプの投資家が含まれているか、外からではわかりません。


下心を持ってアプローチを考える投資家が含まれることも考えられるので、慎重に検討しながら利用する必要があります。


関連記事:エンジェル投資家とマッチングするには?おすすめ方法4選と落とし穴


エンジェル投資家が参加するピッチコンテストに参加する

新たな投資先を探しているピッチコンテストに参加することで、エンジェル投資家にアプローチする方法があります。

エンジェル投資家は最新の調達環境の把握とともに、新たな出資先を検討する意味でも、積極的に参加していることが多いです。

出資が決まるかは、事業内容とエンジェル投資家の温度感次第ですが、エンジェル投資家に対するアピールの場であるため、積極的に参加するのが良いでしょう。

個人投資家から出資を受けることができるサービスへ登録する

個人投資家が少額から未上場企業に対する、エンジェル投資を行うことができるプラットフォームができつつあります。

先に挙げたようなエンジェル投資家はいませんが、数十万から数百万程度を出資したいと考えている個人投資家が一定数存在するのも事実です。


1人当たりは少額でも一定数集まればエンジェル投資家並みの出資額も確保できるので、このようなプラットフォームへの参加も一つの方法でしょう。

ただし、複数の個人投資家から出資を受けることとなった場合には、後々制約になることもあるので、良く調べてから参加することをお勧めします。

エンジェル投資家から出資を受ける際の注意点

具体的にエンジェル投資家から出資を受ける際にはどのような点に注意する必要があるのでしょうか。

想定されるおもな注意点を確認していきます。

ベンチャーキャピタルや事業会社ほど出資規模が大きくない

まず、エンジェル投資家は個人投資家であるので、法人であるベンチャーキャピタル(VC)や事業会社ほど出資規模が大きくないのが特徴です。

VCは数千万円〜数億円の出資額が期待できるのに対して、エンジェル投資家の場合は数百万〜数千万規模となります。


そのため、主に事業立ち上げのシード期には向いていますが、アーリー以降のある程度出資額が必要になってくる時期に出資を募るのはお互いにとって難しくなるでしょう。

関連記事:アーリーステージとは?向いている資金調達手段や成功例を紹介

関連記事:シードステージとは?特有の課題や最適な資金調達手段を紹介

経営への参画

エンジェル投資家の場合、本人が特に気になる投資先であると、取締役や顧問への参画要請が考えられます。

経営者としての経験豊富なうえ、他の出資企業の事例を熟知していることから、経営参画することとなると、豊富なアドバイスが得られ、企業成長にも大きく寄与するでしょう。


反面、そのアドバイスが起業家が考えている方向性とマッチするかは未知数であり、逆に経営のやりにくさが発生するかもしれません。

説明責任を果たす必要性

株主として参画することとなるため、当然経営に関する説明責任が発生します。

VC等の他の投資家に対する説明と同様に株主報告会などを通じて、事業状況の説明をしていかなければなりません。


さらに、エンジェル投資家あたりの出資額が低額である場合は、複数のエンジェル投資家から資金調達をする必要があり、各々に対して説明する必要があります。

そのため、エンジェル投資家対応に手間や時間が掛かってしまい、起業家の労力をある程度割くこととなるでしょう。

コンプライアンスに対する配慮が必要

著名なエンジェル投資家は細心の注意を払っていると考えられますが、SNSでの配信や、エンジェル投資家同士の横の繋がりも強いことから、自社情報が漏洩することも考えられます。

他のエンジェル投資家が競合他社企業に出資していて、そこに対するアドバイスに自社情報が使われると、成長の足かせとなってしまいかねません。


関連記事:エンジェル投資家が狙うリターンを紹介!ハイリスクハイリターン?


投資契約において十分な配慮はしていくことは当然ですが、普段からのコミュニケーションにも一定の配慮を行っていくことが望まれます。

まとめ

多くのスタートアップに出資している主要なエンジェル投資家の紹介とともに、どのようにすれば出資を受けやすいかについても触れました。

著名なエンジェル投資家から出資を受けることができれば、一目置かれているスタートアップとして、一定のバリューも期待できるでしょう。

出資を受ける場合には、経営面への関与等注意すべき点があるのも事実ですので、良い点、注意点の双方を検討することが望まれます。

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画像出典元:O-DAN


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